耐震天井
|特定天井|
耐震補強の方針:ブレース + クリアランス
- ・天井裏に斜め部材(ブレース)の配置
- ・周辺にクリアランスを確保
- ・天井材の緊結
設計ルート
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・仕様ルート(平成25年基準)
- 接合部の許容耐力を用いて設計
- (技術基準解説第Ⅱ編の試験・評価方法に基づく)
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・計算ルート(水平震度法)
- 天井ユニット試験で求める天井の許容耐力を用いて設計
- (技術基準解説第Ⅱ編の試験・評価方法に基づく)
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・計算ルート(簡易 / 応答スペクトル法)
- 天井ユニット試験で求める天井の許容耐力を用いて設計
- 当社工法の天井の固有周期は水平方向の剛性から算定
- (技術基準解説第Ⅱ編の試験・評価方法に基づく)
対応する工法
耐震補強の方針:壁持たせ(隙間なし)
- ・天井周囲に地震力を受けられる壁を配置
- ・斜め部材(ブレース)なし
- ・周辺に隙間なし
- ・天井材の緊結
設計ルート
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・仕様ルート(平成28年基準)
- 衝撃試験でクリップ接合部の緊結状態を確認
- (技術基準解説第Ⅰ編付録1の試験・評価方法に基づく)
対応する工法
|一般的な天井の耐震補強|
耐震補強の方針:ブレース + クリアランス
- 天井が揺れないように補強する
- ・斜め部材(ブレース)の配置
- ・周辺にクリアランスを確保
対応する工法
耐震補強の方針:接合部の補強
- 天井が揺れても落ちにくいように補強する
- ・脱落に直結する接合部材の補強
対応する工法
※ 吊り材や斜め部材(ブレース)の取り付く構造耐力上主要な部分や支持構造部の剛性及び強度についてよくご確認下さい。
※ 一般的な天井であっても、建築設計基準(国土交通省)では6m超の高さにある単位面積質量2kg/㎡超の吊り天井で、人が日常立ち入る場所に設置されているもの、並びに特定室等及び機能の停止が許されない室のうち、天井材の脱落により著しい影響が生じる室については、適切な方法により取り付けると共ともに、特定天井告示第771号第3第2項第二号(天井材の緊結)に適合させることが求められます。